【感想】今敏のアニメ映画「パプリカ」が観る麻薬で凄い。無料サイト紹介。

アニメ映画パプリカ面白い

こんにちは。やす(@yasuyuk0430)です。

最近毎日のようにamazonプライム・ビデオの映画を見ているのですが、この前たまたま気になった今敏監督のアニメーション映画「パプリカ」を見ました。

もう、本当に意味不明過ぎて気持ち悪くなってきますが、最高に面白かった。まるで観るマリファナ。見ててクラクラします。こんな映画があったなんて他の人にオススメしない手はない!と思い、パプリカの感想を書いていきます。

記事の最後に無料で「パプリカ」を閲覧できるサイトを載せているのでよろしかったら是非みてみてください。

この記事は映画「パプリカ」のネタバレが多大にあります。苦手な方はご遠慮ください。

アニメ映画「パプリカ」のあらすじとOPムービー。

パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピスト。ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。

引用:wikipedia

天才科学者時田が開発した夢に入り込む装置DCミニを使って、ヒロインの千葉さんが別人格「パプリカ」という素敵な女の子の姿で夢の中を駆け巡ります。最初はセラピーの用途で夢に入り込んでいましたが、だんだんと夢と現実の境界線が曖昧になっていき、どっちが夢なのかわからなくなっていきます。

こちらはパプリカのOPムービーです。パプリカが妖精のように街中を駆け巡りますが、これも素敵。まだご覧になってない方はぜひ。

「パプリカ」のよかったところと感想。

僕の思う映画「パプリカ」のよかったところ6つ+感想です。

圧倒的映像美と世界観

映像がとにかく美しい。細部にまで本当に細かく配慮が行き届いています。

パプリカ映像美1 パプリカ映像美2 パプリカ映像美3

このシーンは映画で幾度となく出てくる夢の世界でのパレードなのですが、美しすぎる。し、見ていて楽しくもあり同時に怖くなります。可愛いおもちゃや人形って時にすごく神妙な怪しい雰囲気を出しますよね。

これら何十何百ものおもちゃや人形が細やかに動く様は、本当に圧巻でずっと見ていたくなります。この映像は類い稀だと思うので、この美しさのために映画を見てももはや満足するかもしれません。

このパレードの絵画が欲しい。

平沢進さんの音楽の素晴らしさ

映画中に流れている音楽は、平沢進さんという方が作詞・作曲を手がけています。お恥ずかしながら、パプリカを観るまで平沢進さんの存在を知りませんでした。

POPなのは間違いないのにどこか神秘的で壮大で、唯一無二の才能を感じさせます。そして中毒性が半端ではない。一度聴いてしまうとずっと耳に残ってしまいますし、また聴きたくなってしまいます。

この素晴らしい音楽が映画の様々なシーンとマッチしていて、今敏さんの不思議で気持ち悪い世界感により一掃の拍車をかけます。

以下二曲は、作中のパレードとEDの曲です。映画みて以来ループで聴いています。なお歌詞は意味不明笑

 

気持ち悪いくらいの意味不明さが快感となる

ここは賛否両論あるかと思いますが、この映画「パプリカ」、色々と意味わからない。僕の読解力が足りていない部分もあるかもしれませんが、それだけでは片付かないほど意味わからない部分がたくさんあります。

途中から夢の世界と現実がいつの間にか混ざり合っていてどっちがどっちだかわからなくなってきますし、そもそも千葉敦子の夢の姿がパプリカなはずなのになぜ共存しているんだ??とかとか気持ち悪く意味不明かつ説明が無いような場面がたくさんあるのですが、もうなんかね、それがとても気持ちいいんです。

脳の奥底に眠るGスポットを刺激されるような感覚に陥ります。今まで出会ったことが無いような感覚です。

映画で夢から一時覚められなくなってしまう時田や敦子のように、この映像をずっと見ていると気が狂って現実世界に戻れなくなってしまうような感覚があります。子供が見たらトラウマになってしまうかもしれません。

作中に、夢と現実の区別が付かなくなって狂ってしまう人が結構いるのですが、そのセリフがこんな感じです。

今こそ、青空に向かって凱旋だ! 
絢爛たる紙吹雪は鳥居をくぐり、周波数を同じくするポストと冷蔵庫は先鋒をつかさどれ! 
賞味期限を気にする無頼の輩は花電車の進む道にさながらシミとなってはばかることはない! 
思い知るがいい!三角定規たちの肝臓を! 
さぁ!この祭典こそ内なる小学3年生が決めた遙かなる望遠カメラ!

オセアニアじゃあ常識なんだよ!!

魂の肥満はダイエット知らず、進め!超人!何処までも!有史以来の待ち人、その笛の音はニューロンの癒し、香しき脂肪分は至上のランチ、スパイシーに不足、欠如はパプリカ!円満成就に足りない一振りのスパイス

これらの言葉に意味はあるのでしょうか。きっとないと思いますが、それでもなぜかセンスを感じてしまいます。凄まじい語彙力は見習いたいものです。こんな意味不明な言葉をおじさんがはっきりと述べながら窓ガラスに突っ込んだりします。笑

「オセアニアじゃあ常識なんだよ!」が個人的にすごく好きです。

 

「パプリカ」という女性の魅力

「パプリカ」という女性の正体は、現実世界のヒロイン「千葉敦子」の夢の姿。「千葉敦子」と「パプリカ」は同一人物であるにも関わらず性格はまるで真逆です。固くあまり笑わない敦子とは対照的に、パプリカはよく笑い夢の中をまるで妖精かのように軽やかに飛び回ります。

その何にも固執しないかのような軽やかさと自由奔放な無邪気さ、かと思えば作中で垣間見える芯のブレない力強さ。そして写真でもあるように少し挑戦的に覗き込んでくるような猫目はとっっっても可愛い…!

夢の中で、パプリカはいろんな姿に変身します。孫悟空になったり妖精になったりスフィンクスになったりエレベーターの添乗員になったり、、、コスプレ祭りで面白いです。

刑事さんが惚れてしまうのも頷けます。多くの男性にとって理想の女性像なのではないでしょうか! 

声優さんのフィット感

声優さんとキャラのフィット感が素晴らしいです。特にパプリカ!パプリカの声優さんは『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイや『名探偵コナン』の灰原さんを演じている「林原めぐみ」さんです。僕が一番好きな声優さんなのですが、本当に色気のある声とパプリカ/千葉敦子のキャラが合っていました。

時田役の古谷徹さんは『アムロ』の声優だった方で、アムロのまんまで時田役に臨んだらしいです。笑 全然違和感なくてとてもよかった。

パプリカのイマイチなところ。

大好きな映画「パプリカ」ですが、あえて不満を語るとしたら一点あります。

願わくばもう少し説明が欲しい。

夢と現実が混在してくる気持ち悪さは心地よいのですが、さすがに意味わからないところが多すぎました。

上記でも述べましたが、敦子の夢の世界の姿がパプリカのはずなのに一緒に現れ会話をしています。また、刑事さんがpcでとあるbarにアクセスしたのに、いつの間にかネットの世界に入り込んでいたり。え、さっきまで現実の世界でpcの前にいたじゃん!となってしまいました。

きっと、こういうことは説明をすべきでないし、それを説明しないがゆえに奇妙な世界観を作り出しているところはあるかと思いますが、それにしても「????」となる機会が多く、個人的にはもう少し説明が欲しかったなあと思います。作中のストーリーの矛盾てどうしても気になってしまうんですよね、、、

きっと原作を読んだらもっと細かく説明をしていると思うので「????」が解消されるかとは思いますが。

 

映画「パプリカ」の個人的見解と総論。

パプリカは抑圧された敦子の姿。

夢の中のパプリカは、普段抑圧され表に出すことがなかなかできない敦子の姿を具現化したものだと思います。夢の中のもう1人の自分って、普段できないようなことが大胆にできたりしますよね。僕もよく夢の中で前の会社の上司を殴ってry(ゴホンゴホン)

作中の後半、敦子とパプリカが言い合っているシーンがありますが、まさに「理性」と「本能」が会話をしているような感じでした。抑制している自分としていない自分、どちらが正しい訳ではないし色々な外的要因がありますが、その中でどっちに傾けばいいのかの葛藤が見られます。

また、時田が夢の中で狂ってしまい敦子を食べてしまうシーンがありますが、その時の食べ終わった後のセリフが「味気ない」「スパイスにパプリカ?」と言っています。これはまさに「ただの敦子では味気ない、パプリカというもう1人の自分を受け入れろ」というようなメッセージに思われました。

最後敦子は、理事長を食べ成長し巨大化するのですが(この部分も論理は崩壊笑)その時に敦子自身の心の闇や殻を、青空と一緒に解放していたように思えます。その後の敦子は以前よりも素直で、表に出さなかった時田への好意を露わにし結婚します。時田敦子になります。

「パプリカ」という別人格と向き合うことによって、もう1人の自分を受け入れることができるようになったことは「成長」と呼べるでしょうし、そこにはある種の清々しさがあり気持ちよく映画の終わりを迎えることができました。

「パプリカ」という映画にはそこまでの意味がない。

基本的に映画は、原作著者や監督の「〇〇を伝えたい」というメッセージを感じます。家族愛であったり幸せの形であったり青春の虚しさと素晴らしさであったり。そのメッセージを意識無意識かは関係なく感じ取り、感動や教訓を得ます。しかしこの映画「パプリカ」は、作中での言葉や言動に隠されたメッセージや伏線は多々ありましたが、映画自体に一本の「軸」というか伝えたいメッセージはなかったように思います。

先ほど述べました「本当の自分の気持ちを受け入れることの大切さ」など、意味付をすればメッセージがあったかもしれませんがどうもしっくりきません。

僕はこの映画は、僕たちが普段みる夢はさして意味なんてないのと同様に、あえてこの映画にも無理やり結論付いた意味をつけなかったのかなと思いました。まるで夢のように。

 

筒井康隆さんの原作「パプリカ」の小説の感想

先日「パプリカ」の原作の小説を読んでみました。

これまた非常に面白かったです。

映画では説明できなかった謎なところが小説だと明かされているので、映画から見たぼくにとっては「なるほど、、、!」と腑に落ちるところがいくつもありました。

また、小説の方が細かく説明されているので、映画よりも現実味がありました。それでももちろんありえないことも多々ありますが笑

物語としてはよりのめり込めたように感じます。

映画と違い一番驚いたところが、小説の方が圧倒的にエロいです。笑

映画でもちょくちょくエロティックなところがある「パプリカ」ですが、小説はレベルが違います。と言っても下品な描写ではなくどこか神秘的というか美しいというか、うまく書かれているので全く不快感はありません。読んでいて「えええええパプリカまじかいいいい」と心の中で叫んでしまう描写はたくさんありました笑 個人的に小山内くんが映画よりも酷く気持ち悪かった、、、

映画から先に見たので、小説で出てくる登場人物たちの行動全てに顔が伴い、その人たちが自分の脳内で行動をしていてとても楽しく読めました。映画から小説もとても楽しめましたが、小説から映画もまた見え方が変わって面白そうです。来世があったら先に小説を読んでみようと思います。

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まとめ

日本のアニメ映画でここまで面白い(この表現であってるかわかりませんが)ものを見たのは久しぶりでした。この映画を見ずに死ななくてよかった。笑

今敏さんの別の作品や、筒井康隆さんの他の原作もこれからどんどん読んでいこうと思います。

まだ映画「パプリカ」を見ていないかたは、ぜひ見て見てくださいー!

 

 

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こう比較してみると、掲載されているコンテンツの量の差はあれどamazonプライム・ビデオが圧倒的にお得ですね。amazonプライム・ビデオは最新のものも結構あるし定期的に更新されるしで、個人的には全然見切れず大満足です。

ぜひぜひ、映画「パプリカ」を見てみてください。

 

ではー!

 

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