こんにちは。やす(@yasuyuk0430)です。
僕は今から1年ちょっと前、新卒で入社した大手企業を1年経たず退職した。大手といってもいわゆる一流企業ではなく、体質も古く僕みたいな反体育会系引きこもりもやしには合わない会社だった。
そしてその後セブ島へ留学に行った。セブ島で英語とプログラミングとビジネスを勉強するために退職を決意したけど、今思うと働きたくない為に海外逃亡した気もする。笑
以前『新卒で大手に入社したが、営業職が合わないと思い会社を辞めた5つの理由。』では、内向的引きこもり甘ちゃん社会不適合者な僕がいかに営業が合わなかったかを語ったが、この理由は正直50%くらいで、他にもある。
それを書いていく。ただのわがまま個人主観マックスなので、全然違う価値観や考えの人がいることは重々承知。
目次
会社にいて、自分の幸せな未来が想像できなかった。
もう1番はこれ。これにつきる。僕は前の会社にいて、幸せな自分の姿がどうしても想像できなかった。
いいおっさんがいいおっさんに怒鳴る日々
毎週のようにえらいおっさんがまあまあえらいおっさんに怒鳴っていて、なんでこんなに怒るのか本気で理解できなかった。理解できない価値観がこの世にあるのは重々承知なんだけど、それが最終的に『会社のため』ひいては人のため地球のために繋がる怒りだとはとても思えなかった。
それを会社のトップの人たちがやっているんだから、新卒で入った僕は衝撃的と共に呆れてしまった。
確かに、多少のムチによってお尻を叩かれ頑張れる人がいることは確かだし、当時22歳の僕には想像もできない効果と計画が『怒ること』にあったのかもしれないけど、その光景を本能的に受け入れることができなかった。
それで鬱になって消えてしまう人とかいたからね可哀想に、、、その怒られたことだけが理由ではないだろうけど、そんなつらい人を生み出す怒り方が正義なはずない。
その会社で3年後5年後と幸せに働いている姿が全く想像できなかった。
その会社に馴染むことに恐怖を感じた
入社した当時、会社の無駄なことや非効率な部分がとても目についた。
僕の仕事上、店舗に何件か回らなければならず、車での移動に1日2、3時間はかけていた。もうこれが本当にもったいない。僕は作業ができない移動時間は悪だと思っているから、毎日それだけの時間車の運転していることにのっぺきなぬもったいなさを感じた。
今の仕事も通勤往復2時間だけどそれも大至急やめたい。会社の隣に住みたい。
それを何人かの先輩に話しても、みんなそのもったいなさを理解してくれず、
入社3ヶ月とか経ってくるとだんだんそれについて考えなくなって慣れてしまう自分がいたことに気づいた。そしてこの慣れはやばいと思った。
この移動は業務上必要だったけど(もしかしたら他に移動しなくてもできる方法があったかもしれないが)、自分が楽しくなく将来も想像できない会社で、毎日2、3時間の車の移動で時間を浪費するのは絶対に違うと思った。
その移動の2時間がなければ、その時間で仕事したり昼寝や本読んだり犬撫でたりできるんだぜ、、、
三年経つとその会社の風土に染まる。
第二新卒が社会人3年目までを示すけど、その「3年」という月日は、会社の風土や考え方に慣れて染まる期間だと思う。
転職のエージェントの人から、その期間をすぎると改めての教育がしづらいという話も何度か聞いたことある。もちろん人によるだろうけど。
いいところは染まっても全然いいんだけど、自分の会社に納得できないムダや考えが多々あるなら、そこにずっといることは怖いことだし、なかなか自分じゃ気づけない。それらを疑問に思えなくなってきたらいよいよやばい。
先輩みたいになりたくない。
その会社の先輩たちのようになりたくなかった。個性の無いスーツを着て同じような髪型をして、僕には全く面白いと思えない仕事を一生懸命しているけど上からは怒られ、それでも残業が多くぐっすり寝れない日々、、、
僕はそんな先輩になりたくなかったけど、その先輩たちを批判するつもりは全くなく、その人たち自身がそこに幸せを感じていてそれで納得しているなら、それは素晴らしいことだし全然いいと思う。ただ僕には合わなかった。
僕はもっと仕事中にうんちとか言ってふざけたいし、なんならお酒飲みながら仕事したい。お酒飲んで仕事してもいいと思うんだよね。でろんでろんに酔っ払ったり、車を運転するような仕事じゃなきゃ飲んでもいいじゃん。
前の会社の先輩たちは、仕事ができる人が体感では多かったと思うけど、よくも悪くもルールを大切にしている人が多かったから、そういう常識から外れたことをしている人は社内でも非難されていた。
営業をしている自分に不安を覚えた。
僕は、人と会話をするのが根本的に苦手だ。特に初対面の人に気に入られるように話さなければならないのは、苦手な上ストレスを感じるし、お世辞とか相手に気に入られようと動く自分もいやだ。だから、そういう営業には向いていない。飛び込み営業とかもうなんなら飛び降りちゃうと思う。
そして、そんな僕が苦手なことを、苦なくうまくできる人もいる。そういう人と比べたら時、僕が営業をするべきでは無いと思った。
そして、仮に営業を3年5年やったとしても、営業の能力は視覚化が難しい。それこそ苦手なことを長くやって、苦手ながらもそれなりに上手くなっていった時、その視覚化できない自分のスキルをその後どう生かしていけばいいかわからなかった。
「手に職」と言われれば、人に物を売ったり人を動かす能力は本当は手に職かもしれないけど、それを証明するのは自他共に難しい。
世界は英語だプログラミングだと言われていた。
一方、今世界は英語だプログラミングだと言われているのに、そっちを勉強しないことへの不安がすごかった。
これだけ全世界で必要と言われていることを勉強しなくて、自分は大丈夫なんだろう?このまま営業をしていていいのだろうか?って悩んだ。こういう悩みを抱えている人って結構多いと思う。
だから勉強してみようと思った。
プログラミングと英語を勉強したからといって、一生安泰とは全然思っていない。英語はホンニャクコンニャクみたいのがいつ出るかわからないし(もう実際にかなり制度の高い翻訳機はでている)、プログラミングだってプログラマーじゃなくてもホームページができるようになったりしている。
それでも、世界的に需要があると言われている分野を勉強することによって、その道に対しての不安は無くなった。もちろん自分がプログラミングにむいてるかとか楽しめるかとかそういう不安はあるけど。もしかしたら来年には辞めてるかもしれないし。
会社がどうしても好きになれなかった。
こういうのに加え、色々な好きじゃない部分を見てしまったから、会社にロイヤリティが持てなかった。
会社の商品も不良品だらけだったり、「任意の強制です。」という回覧が回って来て土日出勤させられたり、、、。
自分が働くならその会社のことを好きなれないと、そのために頑張れないと思う。だから、今度転職するなら好きになれる会社を探そうと思った。
まとめ
会社を辞めた理由だからすごいネガティブなことをいってしまった。でもその会社に入ったことで、いろんなことを考えられたしセブ島への留学も決意したし、その後今の会社(今度書きます)にも巡り会えたので、本当によかったと思っている。
むしろ今の自分がいることに運命すら感じる笑
中途半端にいい会社に入ったらきっと中々辞めないし、セブ島留学もしなかっただろうし、そういう面じゃ大嫌いになれた会社に入れて、自分の人生を本気で見つめ直す機会を与えられてよかったなあと。
みんな会社を辞めろーとかそういうのは全く思ってなくて、自分にどうしても合わない職種や人間関係や会社は世の中にあるわけで、そういうところからは早めに変えていったほうがいいと思う。物事は表裏一体だから、逆もあるわけだからね。
僕は前の会社に1年近くいたけど、もっともっと早く辞めればよかったと思っている。入社3ヶ月の時点で合わないことは確信していたけど、なんだかんだチキンなので退職まで時間がかかってしまった。
悩んでる人は相談乗るよーお酒飲みながら話しましょう。
ではでは。
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