借金をしたことはありますか?
親から、先輩から、友人から、彼女から、消費者金融から、学校から、などなど、みんな大なり小なりしたことがあるかと思います。
ぼくもしていました。100万円。
それを20ヶ月かけ、ついに先日の11月25日に完済しました。いやー短いようで長い借金生活だったなあ。
人生を狂わすほどの金額ではありませんが、それでもまあまあな額の借金。
人生で初めてこの金額を借りたのですが、もう借金は本当にしたくない。
ぼくが、なぜ借金をして、借金のどういうところがきつかったのか説明していきます。
これを読めば、あなたも借金をできるだけ避ける。はず。
・借金100万円をしたのは、留学にいくため。
・毎月5万円の返済は、精神的自由を阻害されまあまあなストレスだった。
・固定費を減らしまくるのがストレスを軽減できるかも。究極東南アジアで月5万円生活とか。
目次
わいが借金をした経緯は留学費用のため。

留学です。ファリピンのセブ島に半年間の留学するため、100万円の借金をしました。
普通の企業で営業職として働いていたのですが、ある日、

と思い、アクトハウスというセブ島でIT留学を運営している半年の留学プランに申し込みました。
当時、「宵越しの銭を持たない(笑)」をモットーにしていたので、貯金額はほぼゼロ。
しかし留学には、アクトハウスに振り込む金額150万、現地での生活費や空港券やその他雑費で約40〜50万。計約200万円近く必要でした(いま思うとべらぼうに高いですね…)。
しかししかし、行くと決めたからにはできるだけ早く行きたい。すぐ行きたい。だけどそんなすぐに200万円近くもの大金は用意できない…
そこで、IQが非常に高く賢いぼくは常人では思いつくだけで十余年はゆうにかかるであろう天才的なアイディアを即座に思いつきました。

はい。ということで留学行くまでの6ヶ月間で70万くらい貯金をして、前金と現地での生活費を用意し、ちょこっと親に借り、残りの100万円をそっくりそのまま借りました。
消費者金融に借りたのではなく、留学プランのアクトハウスに借りました。
留学が終わり帰ってきてから、毎月5万円ずつ20回に分けて100万円を返済するスケジュールです。(利子はほとんどなしですありがたい。)

留学を決めたぼくにとって、留学後なんてどうでもいい。全く興味なし。
大変なことは未来の自分が頑張るので、今の自分は「留学を勉強しつつも楽しもう!初めての留学だぜーい!」と不安もあるもののウキウキしていました。
そんなこんなで、100万円の借金とワクワクと不安を抱き、フィリピンに留学に行きました。のちに感じる借金のストレスを知らずに…
借金生活スタート。100万円の借金とか別に余裕だった。けれども…
そして無事半年間のセブ島留学を終え、現地で勉強したプログラミングを活かし広告の会社にプログラマーとして即就職。
毎月末に5万円ずつ払う借金生活が始まりました。
プログラマーには実務経験なしでの転職だったのでお給料は高くないですが、ありがたいことに新卒よりはちょっといいぐらいは貰えていました。
加えて実家に戻ったので、それほど生活費に苦しむことなく毎月5万円を返済し続けて行きました。
それほど贅沢しなければ無理なく返済できる金額。毎月5万円。20回。
その金額とは裏腹に、「毎月5万円」というプレッシャーは、ぼくの精神になかなかな負荷を与えました。
その結果、「今後できるだけ借金はしない。貯めるなり別の方法で支払う。借金は本当の最終手段」と思うようになりました。
借金をできるだけしないと誓った理由
もちろん借金は基本的に避けるべきです。しかし借金を経験してからは、以前よりも「借金を避けよう」という気持ちが強くなりました。
少なくとも簡単には、

とはなりません。
今なら留学も、先に200万貯めてから行くかもしれません。
では、なぜ以前よりも借金を避けたいと思うようになったのか。
借金により「何もしない」ができなくなる。→自由を阻害される。

「毎月5万」というそれほど大きすぎる金額ではありませんが、決してやっすい金額でも無い。
契約なり正社員なりで企業に勤めていたら、実家暮らしなら贅沢しすぎなければ余裕で払えます。
がしかし、貯金もなく突然会社を辞めて、ニートになったり週2~3回くらいのアルバイト活動では、「毎月5万」の返済はかなりしんどいです。借金返済以外にも、家にお金入れたり携帯代払ったり飲み会があったりもしますもんね。
ぼくは今の仕事が辛いわけでもないのですが、それでもやっぱりふと、

「辞めてごろごろしてたいなー。…辞めちまうか…????」
と思うことがまあまああります。みんなもあるよね?事実それで1社目を辞めて留学に行ってしまいましたし。
そういう、「働くことを一時的に辞める」という選択肢が頭によぎった時、「毎月5万円の返済 」というのはカビゴン並みの重量を持って重くのしかかってきます。のしかかる攻撃です。
それが、借金の1番嫌なことでした。
別に本気で「仕事を辞めよう」と思ったことは、この約2年の借金生活でなかったのですが、「辞める」という選択肢が非常に取りづらくなり、自身の自由が著しく阻害されている感じ。これが嫌でストレスでした。
「お金がなくて〇〇ができない、買えない」よりも「毎月5万払い続けなちゃいけないんだ」の方が圧倒的にストレス。
借金は日常にありふれている

「借金」とは呼ばなくとも、実質借金のものは日常にありふれていますよね。ローンも借金とほぼほぼ同じ意味です。
・家賃
・携帯代金
・保険料
・車
・奨学金
・PCや時計などの分割払い
などなど。家賃とか奨学金とか、仕方のないものもあります。
持ち家なんて、数千万しますよね。かなりのお金持ちになったら一括とか短い期間で買えるでしょう。しかし普通のサラリーマンだと、35年ローンとかで420カ月かけて返済していくわけですよね。考えただけでゲロ吐きそう…
そんなローンを組んでしまったら、もう一生何らかの手段である程度まとまったお金を稼ぎ続けないといけなくなります。フリーランスや経営者でないならマジモンの社畜にならざるを得ないです。仕事を休むにしても、前もった準備(貯金)がだいぶ必要ですね。
もちろんローンをしなくとも生きているだけでお金は減っていきますが、そのスピードが全然違います。
借金100万円で毎月5万円を20回払い程度で、まあまあなストレスを感じてしまったので、数千万の借金なんてした日には身体の穴という穴から液体が出た後鼓膜から血を出し「ヒデブッ」と叫んで弾け死んでしまいそうです。
とにかく借金や固定費を減らしていくのが、不安を解消する手立てかも?
上記のような理由で毎月の支払いにストレスを感じる人は、ぼく以外にもいるかと思います。
ようは、「毎月にまあまあな金額の支払いをし続ける」ことがだめですよね。これが毎月1、2万円くらいならそれほど感じないはず。
ということはですよ、そんな人たちがストレスを感じなく暮らす最適解は、「限りなく固定費を減らす」ことです。
究極、タイやフィリピンなどの東南アジアで暮らせば、贅沢しなければ家賃や食費を入れても月5万円前後で暮らすことができます。
月10万円もかけたらもうまあまあな贅沢のできる生活です。事実、遠隔で日本企業から仕事をもらいながら東南アジアで暮らす人もたくさんいますよね。
そういう生活も、ありかもしれません。お金貯まるから借金する必要も減ってきますしね。固定費は減らし、残ったお金で欲しい服買ったりお酒飲んだり旅行行ったりすればいいわけです。
あくまで「質素な生活をする」わけではなく、ただただ「固定費を減らす。」
まとめ
なんだか話がそれてしまった気もしますが、ようは、毎月まあまあな金額を返さないといけないのは、自由を阻害されまあまあなストレスなので借金は辞めようという話です。
すでに奨学金など仕方のない理由でしている人は、ごめんなさい。速攻返したいですね。
子供の頃は「100万円」というと、一生手に入れることのできない大金、ワンピースのようなものでした。26歳の現在でいう1億円くらいな感覚。
そんな100万円を返せたのは、嬉しいことであり大人になったなあと実感します。
さあ、次は何借金しようかな〜!時計とか欲しいし今度はヨーロッパあたり行きたいな〜!100万返済できたし次は200万かな〜!

嘘です。
ではでは
営業無理ぽ。プログラミングと英語を勉強してみたいなり。