プログラマーになってみると、一度はフリーランスに憧れますよね。自分で案件を選択できて、好きな時間に起きて、物によっては単価が良くて、人間関係に疲弊せずのびのびとできる、、、会社で働いているプログラマーの悩みを全て解決できそうです。
ぼくもプログラマーになる前はそんなフリーランスに憧れてて、そうなるべく修行のため一旦会社員プログラマーになりました。会社でプログラマーとして働いて一年以上が経ちます。
しかし今では、フリーランスになろうという気は全くありません。
数年後にはなっているかもしれませんが、今ではない。
今回、会社で働いているプログラマーのぼくが、なぜ今フリーランスにはなりたくないかをまとめました。
これからプログラマーになろうとしている人や、フリーランスに興味のあるプログラマーにぜひ読んで頂ければと思います。
・いずれはフリーランスになりたいが今はなりたくない。
・理由は「案件探すの大変」「勉強のモチベーション湧かない」「貯金ない」など
・フリーランスになったら絶対にITプロパートナーズを使って案件探す。週3で月30~50万とかザラにある。
目次
筆者のステータス / スキルセット

会社勤め26歳のプログラマーです。
プログラミング歴は2年くらいですが、実務でお金もらいながらは1年半くらい。
webのフロントエンジニアをやっており、主にHTML / CSS / Javascriptを駆使しリッチなサイト制作をしています。PHPやRubyも勉強したので、簡単なアプリケーションを作ったり、簡素なものであれば案件で裏側をいじったりもしています。
現状、仮にフリーランスになったとして、サイト制作の案件を定期的にくれそうな繋がりがあります。
また、お小遣い稼ぎとしてクラウドソーシング系のサービスも長いこと使用していたので、それらを駆使すれば毎月30~40万くらいは稼げるだろうと思います。
ようは、少しだけコネのあるがスキルは全然高くないどこにでもいるプログラマーです。
フリーランスのプログラマーにならない理由

今会社を退職しても、会社で貰えている以上のお金を稼げて生活できるであろうぼくが、それでも今は絶対にフリーランスになりたくない理由です。
案件探すのが精神的にタフで疲れる
定期的に案件をくれる繋がりはあるのですが、それだけだと収益がそれほど大きくありません。
それなりに稼ぐためにはクラウドソーシングだったりフリーランス対象のエージェントなどに登録し、案件を探す必要が出てきます。
しかししかし、個人で案件を探し契約するというのは、なかなか工数が取られ精神的にも疲れる作業です。個人的にはコードを書くよりもよっぽど大変。
ぼくは今まで、クラウドソーシング系サービスの代表であるクラウドワークスとランサーズで何度も案件を受注してきました。
基本的に単価が低いものばかりですが、中にはお宝案件も眠っています。今までで一番良かったものは1.5日の稼働で8万円のものもありました。
しかしそういった美味しい案件は本当に稀で、基本は低単価。たくさんある案件を毎日チェックしないといけないですし、ちゃんとしたクライアント様かどうかもメールの文面から判断しないといけません。
ぼくは以前、納品後の細かい不具合を指摘され報酬を支払って頂けないモンスタークライアントに出会ったので、クライアント選びは本当に大切です。
そういった、本来は営業さんがやるような作業をフリーランスプログラマーはしないといけません。そこにどうしても億劫さを感じ、フリーになるのをためらってしまいます。
自分で未経験の技術を勉強するモチベーションがわかない

プログラマーにとって大切なことは日々の勉強です。技術が日進月歩と進化していくので、自分ができない技術や新しい分野を積極的に学び続ける必要があります。
会社に勤めていると、良くも悪くも案件を選べません。なので楽々こなせる案件であったり、はたまた今の自分にはちょっと難しいような案件もアサインされたりします。
そうすると、とにかくやるしかないので、自分でその案件に使う技術を調べ覚えていきます。わからないことは先輩に聞けばアドバイスももらえます。
しかし、フリーのプログラマーは自分で案件を選べますので、どうしても未知の技術を使うものは、どれくらいかかるかの工数も読めないので敬遠してしまいます。誰も助けてくれないので、その技術を使って自分で作りきれなかったらと思うととても不安になるのです。
また、会社勤めだと強制的に勉強させられますが、フリーランスになると案件で作業していない自分の時間を使い、意識的に勉強しなければいけません。
これはとても大切なことですがなかなか難しくて、暇な時間はプログラミング以外の趣味に当てたいぼくとしては、今フリーになっても勉強するモチベーションが湧かないと思ってしまいました。
一人でバグを解決する自信がない

会社勤めのプログラマーですと、解決困難なバグに遭遇した際に先輩の凄腕プログラマーに助けて頂けます。
しかしフリーランスだともちろん一人。誰も助けてくれません。
自分で生み出してしまったバグは自分の手でしっかりと解消し、納期までに完璧な状態で納品しないといけません。
ぼくはそこにとても不安を感じます。解消できないバグが出ても、他の方法をとり想定の挙動まで持っていくスキルがあればいいのですが、まだそれを一人でやり切れる自信がありません。
じゃあその自信がつくのはいつになるんだと言う話で、結局自信なんてフリーランスになってから徐々についていくものなんだろうなと思いつつ、「まだだ…まだなるのは早い…!」と思ってしまいます。
プログラマーは応募条件に実務経験2~3年の採用が多い
ITプロパートナーズやレバテックなど、フリーランスプログラマー向けの案件を紹介しているサービスを細かに見てみると、応募条件のところに「実務経験2年以上」という記述が非常に多いです。
もちろんフリーランスも実務経験ですので実務経験年数に加算されますが、「企業で2年間の実務経験」と「企業で1年、フリーランスで1年の実務経験」でしたら、前者の方が採用する企業も安心だと思います。
ぼくは今企業で働いて1年と6ヶ月経ったので、もう半年間は勤めようと思います。
圧倒的実力とポートフォリオがあったら関係ないかもしれませんがね。
最低半年くらいの貯金額がないと心配

これはフリーランスならプログラマーに限った話ではないのですが、会社を辞めてフリーランスになるなら、最低でも3~6ヶ月くらいは何もしなくとも生きていける貯金をしていないとダメです。
なぜなら、手元に暮らしていくお金がないとどうしても目先の利益に目がいってしまいます。
その案件が低価格で自分の成長に全く繋がらないとしても、お金がなかったら受けざるをえません。
案件を失う怖さから、どうしても見積もりの金額も低価格で提案してしまいますしね。
長期的に見たら、新しい技術を勉強せずできることだけをしてしまい、自身のスキルが陳腐化してしまうことが一番のリスクです。なので、そういった案件だけの受注を避けるためにも、半年分の貯金をして「その案件を断れる」くらいの余裕を持ってからフリーランスになるべきです。
ぼくは現在貯金が限りなくゼロに近いので、、、
デバックが不便
webプログラマーに付き物なのが、各パソコンやスマートフォンによるデバック作業。
web系の会社ですと、デバック用のテスト端末としてパソコンならmacとwindows、スマートフォンなら各歴代のiphoneとandroidを用意しています。
たまにクライアントが、androidのversionが4.4など古めのスマートフォンでサイトを確認をしており、そのversionのみに発生するバグを報告してきたりします。
その時、会社勤めならたくさんあるテスト端末から、同じ機種とversionのものを選び同じ環境で確認することができます。しかし、フリーランスだとそれだけ揃えるのは大変なので、最悪そのバグを確認することすらできません。
webのサービスで、各iphoneやandroidを擬似的に確認するソフトウェアはありますが、あくまでシミュレーターなので実機じゃないと確認できないバグも中にはあるのです(経験談)
フリーランスプログラアーになるなら絶対に使うサイト「ITプロパートナーズ」

ここまで、まだフリーランスにはならない理由をたくさん綴りました。
しかし、フリーランスに憧れるのも事実。もう少し経験を積んで上記のネガティブな理由を排除できたら、ぼくは間違いなくフリーランスプログラマーになります。
そして日々、フリーランスプログラマーになった時の収入や稼働日数をイメージするため、フリーランスに案件を紹介しているサイトをチェックしています。中でもめちゃくちゃおすすめなのが
ITプロパートナーズ。
・週2、3日の案件がたくさん
・リモートや遅い時間勤務など柔軟な働き方を許容
・直エンドがほとんどなので、単価も高く少ない日数でも充分な収入を確保。(週3で月40万とか)
・web系が多い(html / css / javascript / php / ruby / python / swift / objective-c等)
週2~3日稼働の案件が多いです。そしてそして、何よりも少ない稼働なのに金額がいい。
単価や日数は案件によりまちまちですが、基本的に週3日で30~50万円くらいのものが多いです。
なのに、応募条件が業務経験1年以上などそれほど技術のハードルが高くないのが嬉しい。
HTML / CSSのコーディングで、週2で月11~20万円の案件とかめちゃくちゃ美味しいですね。
登録すると、自身の条件にあった案件を検索できるので、ぜひどれほど美味しい案件があるか覗いてみてください。
ぼくはこのおかげで、いつでもフリーになれるという自信ができました。
まとめ
以上のような理由で、ぼくはまだフリーランスプログラマーにはなりたくないです。だいぶネガティブで心配性な理由かもしれませんが、大切なことです。
しかしいずれは、フリーランスになり今よりも縛られない生活を手に入れます。
そのためにすることは、まず貯金とスキルを磨くこと。
会社でお金をもらいながら一生懸命勉強をしますので、ともに頑張りましょう。
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