こんにちは。やす(@yasuyuk0430)です。
先日、職場でノンアルコールビールを飲んだ方が出勤停止になったという投稿が話題になりました。その記事はこちらです。就業時間中にノンアルコールビールはダメ? 出勤停止になった30代女性に批判「職場に″飲んでる気分″の人がいることが問題」
実際の投稿はこちらです。
この件を知って、日本の社員の「ショクバ サケ ダメ ゼッタイ」が根強すぎて驚きました。実際の投稿のコメントを見ていただけるとよくわかります。
僕の結論は「業務内容にもよるけど、飲んでもいいだろ!」です。
目次
ノンアルコールビールを飲んで出勤停止になった方の経緯
上記の記事の内容を簡単に説明します。
投稿者の30代女性OLは、15時の休憩時間に自分の席でノンアルコールビールを飲んでいたところ、上司に注意を受けこう答えたそうです。
「ノンアルコールビールです。本物ではありません。間違えちゃいました?」
それに対し上司は、「会社で就業時間中に飲むものじゃないな」と注意しますが、女性は「えっ?アルコール入ってませんけど」などと反論します。
結局、その後グチグチ1時間以上も怒られた挙句、「明日(今日)は出社しなくてよいから家で反省文書いてこい」と言われます。その意味は、出勤停止処分です。納得できない30歳OLの方は、その怒りと疑問を投稿しました。
「私は休憩時間中に飲んだんだから全くOKだと思うんですが、就業時間中にノンアルコールビール飲むってダメな事なんでしょうか?」
この投稿に対して様々な意見が返信されましたが、大半が「仕事中にノンアルコールビールを飲んではいけない」というような投稿者に対しての批判でした。
批判意見と賛成・中立意見
具体的な批判意見
一部抜粋します。
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「職場でビールってありえない。ノンアルコールだからビール飲んでもいいってみんなから嫌われますよ。お茶じゃダメなの?」
「清涼飲料水だろうと、ビールと書いてある限り、ビール扱いなんですよ。」
「お客様が来たりして缶の外側がうっかり見えたりしたら、会社全体の悪評だって立ちかねない。どんなに飲みたくても職場を離れるまで待つのが常識です。」
「ニセモノとはいえ、ビールを片手に仕事ですか?真剣に仕事に取り組む姿勢には見えませんね。」
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もうコメントは95%が批判の嵐でした。人格を疑うものやアルコール中毒を疑うものまで、投稿者をとにかくフルボッコです。
具体的な賛成・中立意見
一部抜粋です。(反対意見が多すぎて、賛成や中立の意見探すのが大変でした。)
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「怒られる理由がわからないですね。奈良漬や栄養ドリンクのほうがアルコールが入っていると思いますし、
職場の就業規則に違反していないと思いますので、訴えたほうがいいです。」
「これはもう、それぞれの会社の判断ですのでトピ主の会社ではダメ、と言われたのなら従いましょう」
「ビックリポチが多いので、批判が多いかもしれませんが、私はOKだと思います。アルコールが入っていないのだから、それは清涼飲料水・炭酸飲料と何ら変わりはありません。仕事中に両者を飲むのが許されるなら、休憩中にノンアルを飲んでいけない理由はないはずです。」
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これらを読んでどう思いますか?
ノンアルビールなんて飲んでもいいじゃん。
僕は「ノンアルビールなんて飲んでもいいじゃないか」と思います。というかノンアルだけではなくて普通のお酒も飲んでいいと思います。もちろん運転がある時や、クライアントがそこに著しく不快感を抱く場合はいけませんが。
自分が隷属している企業の規則に逆らうことはナンセンスなので会社がダメというなら仕方ありませんが、会社の規則を知らない周りの人達がこぞって「ノンアルビールはだめ」というのは本当に驚きました。
「仕事の姿勢としてとして、、、」「クライアントがもし見たら、、、」「名前にビールが入っているから、、、」等様々な理由がありましたが、どうもその理由が本質というよりは「仕事中に(ノンアル)ビールを飲むことは絶対にいけない」という昔からの概念が植えつけられているからな気がします。
企業は「合理的自由」を尊重すべき。
企業は、もっと合理的自由を尊重すべきだと思います。「企業は」なんて言えるほど会社のこともわかっていませんが。ノンアルビールを飲んで、その社員が気分スッキリ楽しく働けるようになるのであれば、さきほど述べた「仕事中にノンアルビールを飲んではいけない理由」なんて大したことないように思います。
本物のビールを飲んで、「車を使う仕事なのに運転できなくなる」「酔っ払いすぎて作業ができなくなる」「クライアントから反感を買う」等、仕事を行う上で合理的ではない場合はもちろん飲んではいけませんが(とは言いつつたまには合理主義から逸れてみるのも面白いと思い始めてきました)、それ以外でお酒を飲んで楽しく仕事ができるようになるなら、長い目で見て企業と個人にとって得だと思います。
世の中にはいろんな人がいて、仕事中ビールを飲みながらの方が(本人の気持ちも含めて)最終的な仕事のアウトプット、ひいては会社貢献が充実するのであれば、法に触れない程度にその「合理的自由」を尊重すべきなのではと思います。
弊社はお酒を仕事中にがんがん飲んでいます。
これを言うと引かれるかいいなと思われるかの二極端なのですが、僕の勤めている会社はお酒を飲んでる社員が結構います。社長もお茶の代わりにハイボールを毎日飲んでいますし、採用面接の際もハイボールを片手に面接していました。
女性社員も朝10時の全体会議の時に1人で飲んでいますが、誰も何も言いません。し、「仕事中にお酒を飲んで、なんてだらしない社員だ」なんて思う人は誰もいません。それがその人にとっての合理性だと思うからです。
僕もちょくちょくお酒を飲みながら仕事をしていますが、飲みながら働いていると「仕事をさせられている」といった窮屈な感じではなく、自分で自分の行動を選択できているような自己効力感を味わうことができます。それが自分にとっては(ひいては会社にとっても)プラスだと考えています。最近飲むと頭が回らなくなることがあるので控えていますが、、、笑
もちろん仕事はみんなとても真面目にしています。
まとめ
お酒を飲んではいけないという合理性に反する致命的な要因がない限りは、個人や会社が幸せになるなら飲みながら仕事をしても全然いいのではないかと思います。そして、このような考えが社会ではとてもマイノリティーなのにびっくりしました。
とはいえ、会社に逆らって飲むにはデメリットが大きすぎるので、この方は会社に愛社精神が深くない場合、早くお酒を飲みながら働ける会社を探して転職するのが一番いいと思います。
きっと10年20年後には、海外のように飲みながら働けるような会社がたくさんできているだろうし、時代がそうなっていくのを待ちましょう。
お酒飲みてー
ホントにこんな会社があるのですか?こんな会社に早く出会えてたら、私の人生も大きく変っていたはず