自分で毎回、新規案件を探して受注するのは結構ハードな作業ですよね。
プログラマーの人は、特にこの作業が嫌いな人も多いのではないでしょうか。
できれば毎月、自動的に案件が舞い降りてきてくれ、それを納品したいもの。
本記事では、「自動的に案件が舞い降りてきてくれる状態」にどうやってなるのかを解説します。
この記事を書いているぼくは、webプログラマーとして副業でコーディングの仕事を毎月いくつもやっています。複数の制作会社やフリーランスの方から継続的に仕事を頂いており、自分で案件を探す必要がほとんど無くなりました。
以前、「コーディングのみの在宅副業で月収50万円を超えた詳細と方法【鍵は制作会社】」という記事でも少し触れましたが、それをもっと細かく説明します。
では行きましょーう
・継続的に案件をもらうためには、「制作会社」「フリーランスディレクターorデザイナーからもらう」
・初回の案件は本気でやる。
・できるなら単発の案件より、運用案件の方がいい。
目次
プログラマーが継続的に案件をもらう方法。
継続的に案件をもらうために大切なことです。
「制作会社」もしくは「フリーランスのディレクターorデザイナー」から案件をもらう。
1番大切なことは、「案件を発注するクライアントがどのようなステータスなのか」です。
クラウドソーシング系サービスで案件を眺めていると、多種多様な案件があります。
その中でも、「会社を作ったから自社サイトのコーディングをお願いしたい」「個人メディアを作るからWordPress導入で作って欲しい」といったような、スタートアップ企業の担当者だったり個人のサービスのための案件は、単発で終わる可能性が高いです。
そうではなく、「制作会社」か「フリーランスのディレクターorデザイナー」が発注していそうな案件を獲得しましょう。
クラウドソーシングだったら具体的には、
・名前が制作会社名
・「ディレクターから指示をお出し致します」「gitを使用」等、制作会社っぽい内容
・「長期的パートナーを探しています」「本案件がよければ継続的に発注したいです」等の記載あり。
これらの記載があったら、継続的に案件をもらえる可能性が高いです。
また、知り合いから案件をもらう場合でも、フリーランスのディレクターorデザイナーと繋がれると、その人たちから継続的に案件をもらうことができます。
初回の案件は本気でやり、信頼を獲得
制作会社やフリーのデザイナー・ディレクターからもらった初回の案件は、もうめちゃくちゃ本気でやります。
ぼくはてきとう人間なので、つい「ここまでやればいいだろ…」「なんかちょっとおかしいところあるけど、クライアントから指摘ないしまあいいか…」みたいなことを思ってしまうのですが、これはダメです。
初回の案件は、もうどこまでも徹底的に丁寧かつ迅速に対応します。例え稼働が膨らみ、想定の人日単価を超えてしまう場合でも対応します。(もちろん当初の話と違う内容を言われたら、追加請求をしますけどね。)
そうやってクライアントに「この人はちゃんと仕事を丁寧にこなしてくれる人だ!」という信頼を獲得できれば、その案件以降も継続的に紹介してくれます。
最初の案件を丁寧にやりまくって、多少安くなってしまったとしても長期的に見ればプラスなはずです。
先方のわからないところまで、こちらでカバーする
「初回の案件は本気でやる」と少し似ていますが、先方がわからないことや言って来なくとも必要なんじゃないかと思うことを、こちらから提案してあげます。
・google analyticsの話がないが、あった方がいいだろうから提案
・OGPの話がないが、あった方がいいだろうから提案
・サイト公開したらsearch consoleに登録しfetch as google してあげる
・あったら良さそうなところにアニメーション
などなどです。
このように、言われなくともあった方がいいようなことを、こちらからやるor指摘してあげると、クライアントも安心します。
この人は作業だけじゃなく、クライアントのために全体の最適化をしっかり考えてくれる人だという印象を持ってくれます。
知識があまりないクライアントにとってはありがたいですよねきっと。
基本断らない(相談役になる)
案件を相談されたときは、基本断りません。
あの手この手を使って受注するようにします。
そうすることにより、「何か困ったことがあった時は、あの人に頼めばとりあえずなんとかしてくれる。」というような印象を抱いてもらい、相談されやすくなります。
しかししかし、現実的に条件によっては受注できず、断ざるを得ない時もあります。ぼくが仕事を断る際の条件は下記です。
・人日単価が3万円未満
・自分のスキルを著しく超えているもの
・コミュニケーションに問題がありすぎるクライアント
これ以外では、基本断りません。自分の手元がいっぱいだった際は、外注しディレクションします。
自分から連絡をしてみる
継続的に案件を発注してくれるにしても、ちょっとの間発注が無いような場合もあります。
そうした際は「お久しぶりです。〇月〇日から〇月〇日まで手元が空いているのですが、何かweb制作でお手伝いできる案件はございますでしょうか。」という具合に聞いてみると、案外「じゃあこれどうです?」と紹介してくれる場合があります。
制作会社も複数のプログラマーを囲っていたり、忙しくて発注が間に合ってなかったり、単純に存在を忘れられていたりもするので、こちらから軽く聞いてみると意外と案件を振ってくれたりします。
それでもくれなかったら、他にもっと条件のいいプログラマーを見つけたのか、案件が自社内で回せてしまうのか、自分の前回の案件がうまくできなかった場合ですね。笑
大人しく原因を考え反省しつつ、別のクライアントを探しましょう。
レスポンスは最速で
これは当たり前ですが、レスポンスはなるべく早く。
見積もりやソースを読まないとわからないような時間かかる場合は、「後ほど確認し本日〇〇時までにご連絡差し上げます。」と簡単に返事しましょう。
大切なのは、先方のメールに対しとにかくレスポンスを早くすること。
クライアントは複数のフリーランスに相談しているかもしれませんし、返事が早いとそれだけで信頼に繋がります。
チャットツールを使っている場合は、スマホにアプリで落とし、電車の中やトイレや色々な場面で簡単にでも返しましょう。
最初の案件獲得は乗り越えるしかない
ここまで案件を継続的に受注する方法を解説しましたが、しかし最初の案件の獲得は自分で何かしらのアクションを起こし、受注するしかありません。
最初の案件獲得は、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシング系のサービスで受注するか、知り合いに訪ねて案件を受注します。
制作会社にメールを送りまくって受注するのもいいかもしれません。
それはまた別の話なので、本記事では割愛します。
「単発納品系」ではなく継続して開発する「運用案件」が本当は1番いい。
web系のフリーランスor副業プログラマーでフロントエンドエンジニアだと、「WordPress」「LP」「コーポレートサイト」の案件が圧倒的に多いし受注しやすいですよね。
事実ぼくも、そういった案件のみを受注しています。
しかし、上記のような案件は「単発納品系」。それを作り上げ納品したら、もうそれで終わりです。また全く別の新たな案件を受注しないといけません。
このような案件の受注も良いのですが、本当はできるならバックエンドを交えた「新規サービスの開発」や「サービスの機能追加」などの開発案件の方が、いったん納品した後も継続的に依頼が来ることが多いです。
「月額〇〇円で、そのサービスの保守・運用を担当」になれれば、ほとんど仕事をしないにも関わらず毎月お金が入ってきますしね。
それが本当なら1番いいのですが、ぼくは本業があり副業の仕事にそれほどコミットできない&バックエンドの知識が乏しいためにできませぬ…いずれはそうしたいですね。
まとめ
このようにして継続的に案件を受注しています。
「仕事を新規で探す」といったような、心身ともにタフな手間はなるべく減らし、ストレスフリーな副業orフリーランス生活を共に目指しましょう。
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