こんばんは。
ぼくは以前、知り合いに紹介された人が超ド級のネットワークビジネスをしている人(♀)で、その人から超お高いオールインワン化粧水を一度購入したことがあります。
その時の、購入に至るまでの手口・手順や、断り方、ネットワークビジネスを本気でやっている人の様子などにとても興味深いものが見れたのでそれを書いていきます。
目次
ネットワークビジネスとは?
ネットワークビジネスとは・・・主に口コミによって商品を販売していき、それと同時に購入者を「販売員(ディストリビューター)」として起用していきます。
また、その販売員は、さらに別の人を販売員として勧誘していき、「多階層(ピラミッド型)の販売員組織」を形成していきます。
※引用元 (http://viral-community.com/starting-side-business/network-business-4044/)
人に商品を紹介してその人が購入したら、インセンティブとしていくらかのお金紹介者に入るビジネスモデルです。口コミでどんどん広がっていくので広告費をほとんど必要としません。ビジネス自体は怪しい感じがしますが犯罪ではなく、れっきとしたビジネスモデルの一つです。
ぼくはネットワークビジネス自体悪いとは思っていません。アフィリエイトだって商品を紹介して購入してもらったらお金がチャリンと落ちるわけで、本質的には似ていると思っています。しかし、過去に直に勧誘を受けまくってすごい嫌だったので嫌いになりました。笑
これから、ぼくが実際に受けた勧誘の手口等を実体験のもと紹介していきます。
勧誘方法1:変なパーティーに誘われる
なんかすごいパーチーに誘われます。「とにかくすごい楽しいから、一度騙されたと思って来てよー!お菓子もでるよー!」とめちゃくちゃ誘われます。
ええ、
騙されました
そのパーティーは狭い部屋に15人くらいの人がいて、僕以外はみんなそのネットワークビジネスのアイテム愛用者。信者たちでした。一人一人が順番にその商品がいかにいいかを熱弁してくれます。
「このオールインワン化粧水は本来なら10万円相当の成分が含まれているがなんと12,000円で〜」
「芸能人も御用達で〜(誰かは絶対教えてくれない)」
「今まで疲れやすかったけどこのサプリ飲むようになったら4時間睡眠とかでも活動ができるようになって〜」
みたいな話をずっとされます。なんだかみんながニコニコと元気にそういう話をしてて、恐怖感を覚えました。中には目の焦点が合ってない人もいたり(本当です)。でも、どうにもみんなが嘘をついているような感じはしませんでした。人を疑いすぎるのは良くないっておばあちゃんも言ってたし、、、
ええ、
買いました
大人数に囲まれ熱弁されると、「ええ、まさか本当なのか、、、?仙豆が現実に、、、?」という気に少しなってしまいます。ニンゲンヨワイ。
まあ騙されたら騙されたで、それもまた勉強だなと思い購入を決意しました。まずは信じてあげなくちゃね。
ぼくが購入したのは確か12,000円くらい(金額うる覚えですが10,000円以上)のオールインワン化粧水。アトピー性皮膚炎で皮膚に関してはずっと悩んでいたので、この金額で治るなら安いもんです。パーティーにもこれを塗って治ったという方がいました。確かに塗ってみると他の化粧水よりもいい気がして肌がもちもちプルンプルンした気がします。
しかし、そのオールインワン化粧水は一ヶ月ももちません。20日ちょっとで無くなってしまったので、コスパが悪すぎるなあと思い一度しか購入しませんでした。物自体は悪いものではなかったと思います。高すぎましたが。お金持だったら継続して購入してもいいかもしれません。
勧誘方法2:大量のLINEがきてしつこい


返事をしないとたくさんラインがきます。返事をしないぼくもぼくかもしれませんが。
これはほんの氷山の一角なのですが、何かと理由をつけて直接会おうと言われます。やれ舞台を見に行こう、ちょっとお茶をしよう、またパーティーがあるから、江ノ島の海の家で遊ぼうなど、、、。好意で誘ってくれている部分もあるのかもしれませんが(そう願いたい)、多分一度購入したので継続的に購入してくれる最有力候補と思われたのでしょう。
以前に職場の場所を教えてしまっていたので、あまりにラインを返さなかったら「やすくんの職場の〇〇まで行くよー?(*^^*)」と言われました。ホントヤメテクダサイ。
勧誘方法3:複数人からLINEがくる数の暴力
パーティー時も「ネットワークビジネス信者複数 VS わい」という数の暴力に晒されましたが、ネット上でもあります。
ぼくがあまりにもラインを返さないからか、普段送りまくってくる人ではなく以前に同じパーチーであった他のネットワークビジネスの方から「やすー!久しぶりー!お茶しようよー!」という感じで連絡がきます。
人と人はどうしたって相性があるので、きっと違う人をアテンドしようと思ったのでしょう、、、!負けない、、、!あたし負けない!
勧誘方法4:物を貸したがる
あまりにLINEが来て話したがるので、仕事終わりにガストで少しだけ会うことに。
そうすると、そのネットワークビジネスの仕組みやら商品の素晴らしさを懇切丁寧に説明してくださいました。正直ネットワークビジネスの仕組みを聞けたのは普通に面白かった。
そしてそろそろ帰ろうというところで、渡されました。
一冊の本とCD。
そのネットワークビジネスをしている社長の出版したマジで怪しい内容の本とCDを、半ば強制的に借りることになってしまいました。目の前で目を輝かせてその本とCDの良さを熱弁され、ぜひ読んで欲しいと言われたら人はなかなか断れません、、、
一度物を借りると次回にまた会って返さないといけなくなるじゃないですか。ネットワークビジネスの人が何かを貸そうとしてきたら、絶対に借りてはいけません。会う理由ができてしまいます。心を鬼にして耳を塞いで念仏を唱えブリッジをしましょう。それか相手に目潰しをして物理的にダメージを与え逃げましょう。
余談ですがこの日帰ったら熱が40度を超えてて五日間寝込みました。ナンデ?(゚∇゚ 😉
勧誘方法5:それって本当の友達なの?
お茶に呼ばれ会いに行くと(なんだかんだ3回会いました。)、そこにはぼくにラインをたくさん送ってくる人以外にもネットワークビジネスで稼ぎ散らかしている幹部の方がいました。
その人にいろいろヒアリングをされます。ぼくは正直に「友達に商品売りつけたりするの、自分も嫌だし友達無しそうじゃないですか」という話をしたところ、
「その程度で離れて行っちゃう友達って、本当にやすくんの友達なの?その程度なんじゃない?」と言われました。
はああああああああんんんんん、おみゃーこそ出会ったばかりで友達未満ですからああああああああそんな人に「友達論」かざされたくねえええええしいいいいいイィィィィィいい と思いました。
一理ありますけど、でもどんなに仲良くても金銭のために自分が利用されるのはやっぱり気持ちいいものではありません。本当にそれが「いいサプリ」で、相手は心から紹介したくて紹介されて、結果としてその人にお金がチャリンなるならいいですけどね。
この「それって本当の友達なの?」という言葉はネットワークビジネス界の常套文句らしく、ようはそれで「そうだ、、、本当の友達ならぼくが商品を紹介しても受け入れてくれる、、、受け入れてくれない人は所詮その程度なんだ、、、ミナゴロシダ、、、」と思わせ紹介させまくるみたいです。
負けない!あたし負けない!
以下簡単な教訓です。
教訓1: 甘い誘惑には慎重に
ぼくは学生時代に1、2時間程度で9000円稼げたバイトにありつけたので「世の中甘い話なんてない」とまでは思いませんが、それでも甘い話は慎重に判断しましょう。
ネットワークビジネスはれっきとしたビジネスですが、盲目的になり手段を選ばないと「友達、恋人を失うリスク」や「長時間を失うリスク」はついて回ります。そして多額のリターンを得る人はほんの一握り。ネットワークビジネスの方は商品を買う仲間が増えれば万々歳なので、いろいろと夢を見せることを話します。
挑戦するのも全然いいですしもしかしたら成功するかもしれませんが、リスク等は考え慎重に判断しましょう。
教訓2: 自分のことをさらけ出す人は信用してしまいがち
ネットワークビジネス信者の方が夢を語るとき、みんな最初に自身の転落人生の話をします。「うつ病でずっと引きこもってて、、、」「お金がなくてパンの耳をお店からもらって、、、」など。それからこのネットワークビジネスをしたらどれだけ生活が変わり自分の人生が輝きだしたかを話します。
ぼくは警戒心マックスで話を聞いていましたが、やっぱり普通人には言えないようなことを話してくれる人というのは、どこかで「この人信頼できるかも、、、?」と思いがちです。
疑いすぎるのはよくないですが、金銭の関わる話では特に自分を客観視して話を聞くの大事だなーと思いました。
まとめ
なんだか批判みたいな書き方をしてしまいましたが、ただのビジネスモデルですしそれで幸せになる人がたくさんいるならいいと思っています。不快になる人が多すぎるのはどげんかせんといけませんけどね。
今の会社の社長が「ア◯ウェイの人営業で雇いたいんだよねーww」って言ってましたが、確かに営業にいたらめちゃくちゃ有能そうだと思いました。話し上手羨ましいぜ、、、
あ、ところでこのブログを読んでるあなた、1日一回飲むだけで睡眠時間が4時間でも眠くならないサプリが20,000円なんですけど買いませんか?本当なら10万円以上の成分が含まれているんですよー。友達紹介してくれたら一人につき3,000円のインセンティブあげますよ!というか暇ならお茶しないー?(*^^*)パーティーおいでよー!
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