こんにちは。やすです。
ぼくはとある広告制作会社でプログラマーとして働いています。
その会社では、やることをやっていれば在宅勤務(テレワーク)もオーケー。社長の意向により個人の合理的自由を尊重してくれているので、ぼくは毎週月曜の全社員会議の日以外、できる日は在宅で仕事をしています。大体出社する日と在宅の日が半分半分くらいです。
会社で仕事をする時と自宅で仕事をする時とで精神面・環境面などでもう違いすぎるので、そのメリットとデメリットを書いていきます。
結論、在宅勤務の方が1億倍いいです。比べるのも失礼なくらい圧倒的です。まじで。
在宅勤務(リモートワークの)のメリット
在宅勤務のメリットです。
通勤しなくてすむ
もうこれだけで後述する在宅勤務のデメリットを一蹴できるほどの圧倒的メリットです。ぼくは自宅から会社までドアtoドアで片道1時間なので、もし週5で通勤するとなると1日2時間失います。一ヶ月で44時間、約2日間の時間を通勤のために費やすことになります。
なんとなんと無駄なことか、、、、、その時間、遊びたい人は遊べばいいし勉強したい人は勉強すればいいし、ぼくみたいに睡眠がたくさん必要な人は1日2時間多く寝れることができます。実際に無駄にしていることよりも、「ああ、なんて無駄な時間を過ごしているんだ、、、」と思ってしまうことがストレスです。
前の会社では、業務時間中ですが移動時間が長すぎてそれが本当に本当にもったいなく無意味に思え、辞める原因の一つになりました。この「無駄」という感覚は不思議な物で感じない人は全く感じないんですよね。前の会社の先輩に「移動時間が長すぎてどうにかしたい」というような相談をしても、「何を言ってるんだ仕方ないだろう」という風に流されてしまったことがすごく印象に残っています。
また、出社するとなると身支度に結構な時間がかかります。朝起きてシャワー浴びて服を着て歯磨いて髪の毛セットして、、、これもやらなくて済みます。会社の出社規定時間のギリギリまで寝ていられ、そのままベットから起き上がらずパソコンをベットに引き入れ仕事をすることができます。女性なら毎日すっぴんオーケー!お肌綺麗になりそう。
そしてそして、日本が生み出してしまった憎き悪しき現象「満員電車」。一説によると満員電車のストレスは「本物の戦場に赴く」以上のストレスがあるそうです。冬はでも蒸し暑く変な臭いがし知らない人と密着しなければならないあの電車はまさに地獄ですよね、、、雪が降った日なんて電車が停まってしまい阿鼻叫喚です。
それから逃れられるのもめちゃくちゃ大きいメリットです。
人が周りにいない
これもめちゃくちゃでかい。個人的には「通勤しないメリット」と双璧をなします。
ぼくは内向型人間なので、どういうわけか周りに人がいるとそれだけでエネルギーを消耗してしまいます。以前「大勢の飲み会で帰りたくなる内向型人間の10の特徴。」という記事を書いたので、「内向型人間とは?」と気になる方は読んでみてください。
別に人間関係が悪いわけでもなく、オフィスもある程度静かだとしても、どうも周りが気になってしまいます。「人がいる」と意識するだけで毒のように精神力がじわじわと削られてしまいます。これはもはや生まれながらの脳の性質みたいなので仕方がない。
そしてぼくは職業がプログラマーなので細かい構成をじっくり考える時があります。その時に話しかけられると、集中力の乏しいぼくみたいな人はその考えが一気に吹っ飛んでしまうことが多々あります。そしてまたスイッチを入れるのに結構時間がかかります。
しかし、在宅なら人が周りにいないのでそういった邪魔をさせることもなく精神を削られることもなく、作業にフルコミットすることができます。雑談をしにきてくれたり心遣いは非常にありがたいんですけどねっ
また、人は一定数集まると必ず誰かに対しての不満を持つようになります。会社のような互いに利害関係が生まれる場ではそれが顕著に現れることは会社勤めをした人ならみんなご存知でしょう。在宅で作業をしているとそういった「〇〇が〇〇を嫌っている」などと言った無益な争いからも解放されます。逆にそういった社内政治や根回しなどはしにくいです。
職場環境が自由自在
ぼくはなかなか身体が弱く、一定の冷暖房に当たっていると段々体調が崩れてしまいます。今の会社はずっと一定でなかなか操作もしづらいので、夕方になると頭痛がしたりします。そしてライトも薄暗く目も疲れてしまいます。電球変えたり電気スタンド買えばいいんですけどね笑
しかし在宅ならもう全て自由自在。空調なんて30分おきに切り替えることができますし自分の部屋なので自分のために最適化されています。ぼくは集中力がないので同じ椅子にずっと座っているのが苦手なのですが、自宅なら自分の部屋の椅子→ベット→リビングなどをローテで回れますし、気分転換に近くのカフェに行って仕事をすることができます。
自宅なら机の上に足を乗せたりもできますし(笑) ほんのちょっと環境を変えることで気分が変わりまた集中できることって結構ありますよね。
これもかなりのメリットです。これだけで作業パフォーマンスが1.1倍くらいにはなりそう。
そして、家なら仕事に支障をきたさない程度に何をやってもいいです。
お酒飲みながらでもいいですし音楽爆音で流しながらでもいいですし、何なら全裸でやっても大丈夫です(真顔)。一回やってみようかな。全裸で仕事。
休憩の取り方が自由。昼寝の質が違う。
小休憩の睡眠。めちゃくちゃ大切ですよね。眠すぎて目をこすってやるくらいなら20分くらい昼寝して作業開始した方が絶対はかどります。しかし、会社で寝るというのは、職場の風土にもよりますがどこか忍びない。
寝るにしてもベッドが用意してある会社は稀で、みんなオフィスの机で寝ます。が、やはり机だとちゃんと眠れないし体が痛くなったりしびれたりしてしまいます。それにオフィスは話し声が聞こえるので睡眠に集中することが難しいです。
しかし家なら!誰にも気を使わずにいつでもふかふかのベッドで寝ることができます。良質な休憩が良質な作業を生みます。寝れるからといって作業を怠って長時間寝てはいけませんが。
色々な費用が節約できる
食費、スーツのクリーニング代、交通費(定期必要無し!)が節約できます。
会社に行くと毎日のお昼を買ってor食べに行って、ペットボトルの飲み物を買ったりコーヒーを買ったりと、食費だけでも結構バカになりません。しかし自宅なら料理をすることができます。自炊すればかなり安くすませます。
雑務を頼まれない
職業や立場にもよるかもしれませんが、在宅で仕事をしているとちょっとした雑務を頼まれることが減ります。電話番だったり書類のコピーだったり片付けだったり、、、いい意味でも悪い意味でもできることは限定的になるので、リモートでできることしか頼まれなくなります。
「電話で仕事を頼む」というのは、職場の近くにいる人に頼むより少しだけハードルが上がってしまうので、それだったら職場にいる人に頼んでしまいます。
在宅でできるということは、ネットがあればどこでもできる。
「在宅でできる」ということは、「ネット環境があれば世界のどこにいても仕事ができる」ということです。完全に在宅になれば、たとえ沖縄の民家に移住しても海外のとある島に行ってても時差の問題を乗り越えれば仕事ができます。
またそれだけではなく、旅行中や帰省中にも仕事ができるので「仕事があるからもう帰らないと、、、」と言って帰らなくとも「仕事があるけどあと一週間泊まってそこで仕事するわ!」みたいなことができます。やったことないしそれはそれで大変そうですが笑
でも帰省中に仕事できるはいいですね。ぼくのプログラミングの先生は完全在宅で仕事をしているのでオーストラリア→セブ島→ベトナムと一年ごとに周りながら仕事をしています。羨ましいぜ、、、
家族との時間が増える
家族がいたらめちゃくちゃありがたいですよね。小さい子供がいたらその子を見れますし 、奥さんとも顔を見合わせられるのですれ違いも少なくなりそうです。
子供や奥さんが風邪を引いたら看病をしながら仕事ができますし、もし親の介護が必要な場合にもとても合理的に働けそうです。
でも奥さんとずーーーっと一緒にいることが本当に言いことなのかは結婚していないのでわかりませんが笑
もし奥さんもリモートで仕事していたらそれこそ移住なんてすごい気軽にできますよね。今年はアメリカで来年は金沢で再来年はイタリアで、、、とか。憧れるぜ
在宅勤務(テレワーク)のデメリット
在宅勤務のデメリットです。メリットが圧倒的すぎてこんなの誤差な気がしますが、それでも考えるとデメリットも結構浮かぶものです。
集中できない人はできない。
集中できない人は本当に集中できません。家の中には誘惑がたくさんあるので自分の意思が弱い人はその誘惑に負けてしまうかもしれません。まあでも在宅で仕事をする際にはやることのゴールが決まっており、何ならマイルストーンも細かく決まっている場合が多いと思うので、やらなきゃいけないことが明確にある際には人はやると思いますが。ぼくなんかはむしろ家で作業をしている方が真面目に仕事をします。家でサボると罪悪感にも襲われますし笑
それに本当に集中できない時は近くのカフェにいけばいいですよね。カフェ代や準備に時間とお金を費やしますが、それでも会社に行くよりはかなりマシです。
でも世の中の人には、「スーツを着て会社の席に座った瞬間スイッチが入って仕事モードになる!」というような方もいらっしゃるので、そういう人はもしかしたら在宅は向かないのかもしれません。家の中でスイッチ入れられるよう工夫したいいのかもしれませんが。
コミュニケーションコストが発生してしまうので効率が悪い場合もある。
これは結構感じます。「電話をする」というのは結構な手間ですよね。相手が忙しいかもしれませんし。もし隣にいたらパッと聞いてみるけど、電話だったらいいや〜と思い聞かないことは多々あります。
また、ぼくはwebサイトを作成する際、ディレクターやデザイナーの方とサイトのアニメーションの動きについてよく相談をするのですが、その際はやはり対面で身振りでぶりや画面を指差しての方がニュアンス等通じやすくリモートだと効率下がるなーと感じます。
プログラムのソースコードを見てもらう際も、リモートだといちいち送って相手もダウンロードしてというのをやらなくてはいけません。対面なら「ここおかしいんですけど何でなんですかね〜」で終わります。
サボってると思われるかも。
プログラミングをしていると、自分が未熟で悩みまくって作業が全然進まない日があります。もしくは表面上は変わってなくとも内部構造の簡略化に時間を費やしたり。
そうすると、傍目からみると「あやつ家でやってるけど全然進んでないじゃん。もしかしてサボってる、、、!?」と思われてしまう可能性があります。
そう思われないためにも(気にしないならそれはそれでいいのですが)連絡はすぐ返す事や自分のやった作業を報告する事が大切だと思います。ぼくは携帯がおかしくて電話の際にバイブが無く、いつも電話に気づかず15分後とかにかけ直すのですが「サボってたでしょ〜?」と冗談っぽく言われてしまった事があります。相手は全然冗談で言ったのだと思いますが、「ああ、そう見えてしまっているのか、、、!」と少し悩みました。少し!
気にする人は気にする
完全に全社員が自由に在宅勤務ができる会社ならいいのですが、在宅をしている社員と会社に週5で行っている社員が混在している会社だと、リモートで働いている人に嫉妬をする人がいる場合があります。
こちらも気にしなければそれまでなのですが、気になる人はそれなりに仕事してますアピールとかしないとですね。
仕事が頼まれづらい。
これはメリットでもありデメリットでもあります。メリットのところでも書きましたが「電話をかける」や「メールを送る」というのは、対面で話すよりもコミュニケーションコストがかかります。それゆえに仕事を頼みづらいです。やりたくない仕事ならいいのですが、自分がやりたい面白い仕事まで他の人がアサインされてしまう恐れがあります。
その場にいたからこそ任される事もありますし、急遽入ってきた案件で今からミーティングをするとなった際、やはり一人だけリモートで会議に参加するのはお互いに手間がかかるのでそれだったらその場にいる人をアサインしたほうが楽だったりします。
いつでも仕事ができてしまう。
良くも悪くもいつでも仕事ができてしまいます。リモートじゃない営業の人だったら、0:00に依頼ができても「もう会社にいないしpcもないから作業できません」となるかもしれませんが(ならない人はすみませんただの例です笑)、在宅でやってる際はいつでもどこでも対応可能です。
祝日でもその気になれば全然できます。なので、会社や人によっては無理な対応願いや休日作業をお願いされてしまうかもしれませんし、こちらとしても「それが物理的にできない」とはなかなか言えないのは辛いところかもしれません。
人と全く会わない。
はいこれ。会社に行かないと人に全く会いません。家族と住んでいるなら家族と会うくらいです。なんなら外にも出ません。なんならなんなら日の光も浴びない事があります。
某有名なブロガーイケハヤさんなんてフリーランスで高知の山奥に住んでいらっしゃるので、奥さんと子供以外会わない日がたくさんあるそうです。それで本人は満足しているので全然いいですが。
ぼくは人に会わず外に出ない日があっても全然いいのですが、苦手な人は結構苦痛だと思います。在宅勤務の人は猫とか犬を飼ったいいのかもしれませんね笑
まとめ
いかがだったでしょうか。
在宅勤務のメリットとしては、
・通勤しなくてすむ
・人が周りにいない
・職場環境が自由自在
・休憩の取り方が自由。昼寝の質が違う
・色々な費用が節約できる
・雑務を頼まれない
・在宅でできるということは、ネットがあればどこでもできる。
・家族との時間が増える
また在宅勤務のデメリットとしては
・集中できない人はできない
・コミュニケーションコストが発生してしまうので効率が悪い場合もある。
・サボってると思われるかも
・気にする人は気にする
・仕事が頼まれづらい
・いつでも仕事ができてしまう
・人と全く会わない
です。
近年在宅勤務を推奨し取り入れている会社が増えているそうです。どう考えてもできる仕事なら家でしたほうが合理的ですもんね。
今はいろんな意味で「個」の時代なので、きっと数十年後には在宅が当たり前になっている事でしょう。いや、もしかしたら数年後かもしれません。
ぼくがおじいちゃんになった時、孫との会話で
「昔はなぁ、みんな会社に出社してたんじゃ。満員電車というものがあってな、みんなが9時に出社するために電車がとても混み合うんじゃ。」
「えーっ!なんでそんな事してたのー!家でやればいいのに!」
という会話をする事になるでしょう、、、!
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