プログラミングを勉強しようと思っても、学べるサイトがたくさんあってどれで勉強したらいいかわからないですよね。
そんな方に、未経験からwebプログラマーになって働いているぼくが、勉強のため使っていたサイトや勉強方法をご紹介します。
結論、最初は2つのサイトだけ勉強すれば十分です。
・webサイトか本なら「webサイト」で学習した方がいい。
・まずは見て勉強するサイト「ドットインストール」。その後実際にコードを書く「progate」で勉強がおすすめ。
・絶対にプログラミングスクールや転職をする前にサイトで勉強した方がいいです。
目次
本とwebサイトどっちで勉強したらいい?

サイトを紹介する前に、プログラミングを勉強する際は本かwebサイトかどちらで勉強したらいいかを解説します。
プログラミングにいたっては、webサイトで勉強することをおすすめします。
理由は4点。
すぐに勉強を始められる。
この記事を読んでいる方は、プログラミングを勉強するモチベーションが現在非常に高いと思います。
webサイトなら、この記事を読んだ後にすぐ勉強をスタートできます。本だと、 本屋に行ったりamazonから届くまで待ったりと、リードタイムができてモチベーションが下がる恐れがありますよね。
思い立ったが吉日。始めるならすぐがいいです。
技術の移り変わりが非常に激しい
webのプログラミングは特に技術の移り変わりが激しいので、数年前の本に記載ある技術が使えなくなっていることもありえます。
webサイトならば、すぐ改善されている場合が多いので比較的安心です。
分厚い本に辟易
本だと量が可視化され、その膨大なページ数にモチベーションが下がる恐れがあります。(ぼくがそうでした…)
また、これは肌感ですが、本の方が説明が難しく学習難易度が高いように感じられます。
逆に、より高難易度の勉強をする際は本の方が情報密度が濃く適しています。
webサイトは無料で勉強できる
サービスによりますが、webサイトの多くはプログラミングの勉強が無料でもかなり深いところまでできます。(後ほど紹介するサービスの一つは、課金が必要です。)
本を数冊買う投資金額をケチるのはよくないかもしれませんが、それでもお金を払わなくて済むなら節約するに越したことはありません。
理想の勉強フロー。見て聞く→手を動かす
まず前提として、プログラミングは手をたくさん動かすことが一番大切です。書いたコードの量とその人の習熟度には正の相関があります。
とは言っても、何もわからずただ写経しててもいけません。しっかりとコードの意味を理解し、プログラミングを俯瞰的に見ることが大切です。
そのためにぼくは、まずプログラミングの全体像や基礎がわかるためのwebサイトで学習し、その後に手を動かすのが一番いいと考えています。全体像がわかっているかどうかで、同じコードを書いていても理解度が全然違います。応用も効きますしね。
そこで、ぼくが実際に使用しおすすめするサイトは下記の二つです。
見て聞いて学習する「ドットインストール」

学習できる言語・分野
HTML / CSS / javascript / jQuery / PHP / Ruby / Ruby on rails / Swift / WordPress / Python / Node.js / Unity / command line / Git / SQL などなど
言語やフレームワークがたくさんあってよく分からないかもしれませんが、「たくさんの言語を学習できるんだなー」程度に思っていただければ問題ありません。
メジャーな言語はだいたいあります。
特徴
・動画で学習。1回の動画が3分以内
・コードを書くことがない。見て聞くだけ。
・プログラミングについて、全体像を俯瞰的に教えてくれる。
おすすめするポイント
一回の動画が3分以内というのがめちゃくちゃありがたい。3分なら電車の通学やちょっとした休憩時間、人を待っている時間等にサクッと見ることができます。
しかも動画の内容は早口で、すごくわかりやすく要点のみをぎゅっと絞って教えてくれます。まだプログラミングの「プ」の字も分からない人対象なので、初心者の方が最初に取り組むべきサイトです。
人から教わったり独学で勉強をしていると、大事な基礎の部分やプログラミングの根幹となるべく知識が抜けてしまい、そうすると応用も理解できずコードも汚いものになってしまいます。
なのでまずは、このドットインスールを見て「プログラミングとはどんなものなのか」を感じてください。難しいイメージかと思いますが、意外にもやりやすく簡単なのがわかるかと思います。
ぼくもいまだに、基礎が抜けてるなーと感じる際や新しい分野を学ぶ際は、まずこのドットインストールで動画を見て、どんな感じかを把握しています。
自分が勉強する分野の動画を、できれば二周ほど見て、それから次のステップに進んでください。有料にならないと見られないコンテンツもありますが、目的が「基礎を学習しつつ、プログラミングを俯瞰的に見れるようになる」なので、無料のコンテンツのみで十分です。
手を動かす「progate(プロゲート)」

学習できる言語・分野
jQuery / CSS / JavaScript / jQuery / Ruby / Ruby on Rails5 / PHP / Java / Python / Swift / command line / Git / SQL / Sass
こちらも初心者プログラマーが最初に取り組むであろう言語・フレームワークは全て網羅しています。
特徴
・説明のあと演習問題でブラウザにコードを打ち込む。
・ゲーム感覚で楽しい。
・「学習コース」「道場コース」「プロジェクトコース」と分かれており、本当の基礎から実務に必要な実践的な内容まで学習できる。
おすすめするポイント
初めに、とてもわかりやすいスライドで説明があり、そのあと演習問題を解いていきます。スライドで学習したポイントを、実際に手を動かし反復できるので習熟度が高いです。
ヒントも段階ごとに見ることができるので、詰まったらすぐ答えを見るわけではなくわかるまで考えられます。
コースをクリアするごとにprogate内のキャラクターが褒めてくれたり、自身のレベルが上がっていくのでゲーム感覚で楽しく学習を進めることができます。初めのうちはこういったゲーム感覚はモチベーション維持のためにも非常に重要ですよね。
数々のプログラミング学習ツールを使用しましたが、ここまでわかりやすく実際にコードが打てるサービスはありません。
無料版でも浅いところまでは学習出来ますが、お勧めは月額の980円コース。学習したい言語を有料版で3周したら、もうかなりの実力がついているかと思います。二ヶ月利用しても2000円いかないので、先行投資としてぜひ試してみてください。
上記のサイトは、絶対にプログラミングスクールや転職する前にやるべき。

ここで注意点。上記のサイト学習は絶対にプログラミングスクールや就職する前に学習してください。
英語の留学にしたって、全く何も知らないまま海外で英会話をするより、英単語や簡単な文法を学習してから留学に臨んだ方が吸収度が高いですよね。英単語や簡単な文法は、わざわざ留学せずとも日本で学べるわけです。
それと同じで、プログラミングも「人から教わった方がいいもの」と「自分で学習できるもの」があります。
プログラミングスクールや転職後の研修は期間が限られているので、その短い期間を最大限に活かすためにも、必ず上記のサイトで勉強してからにしてください。
どうしても時間ない人は、「ドットインストール」を電車の中で眺めるだけでも大丈夫です。その後のスクールや研修の習熟度が全く違ってきます。
ちなみにぼくは、本当になんの知識もないままプログラミングスクールに通ってしまったため、かなりもったいないことをしました。やっと少しわかってきたと思ったら学校が終わってしまう…事前にある程度知識があった人との習熟度の差に愕然としたものです。
そういったwebサービスの学習だけで実務はかなりきつい
ぶっちゃけた話、上記のサイト+αで勉強したとしても、それでいきなりフリーランスや実務に臨むのはかなり厳しいものがあります。肌感ではまず無理です…
いくら基礎を知っているからといっても、実務では数え切れないほどのエラーや知らないと解決できないor気づけないことが無限にあります。それらを倒していくには、人からアドバイスをもらいながらも0から作り上げた経験が必要不可欠です。
なので、自分でサイトで独学した後は、短期でもプログラミンスクールに通うなり、今はやりのIT留学をしているなりして本当のプロから教わることを強くおすすめします。
周りにプログラミングに詳しい人がいるなら、その人から教わるのもありです。
まとめ
プログラミング学習サイトはたくさんありますが、質の良い上記の2サイトに絞って反復で学習するのが一番いいです。
それで少しわかってきたら、プログラミングスクールやらセブ島へIT留学やらプログラマーに未経験からの転職やらと、次のステップへ進むのがいいかと思います。
独学でやると最初はわからないことだらけだと思いますが、ぜひ諦めずに緩く頑張ってくださいね。
ぼくも未だにわからないことだらけで勉強の毎日ですが、一緒に頑張りましょう!
コメントを残す