最近涙もろくなったけど、それもまたいいかなーという話。理由。

こんばんは。

ぼくは以前から友達に「冷徹人間」「感情が無い」と言われまくります。この前初対面の人にも「冷たい」「感情の起伏が乏しい」と言われました。失礼な笑

そんなぼくですが、最近すごく涙もろくなったなあと感じています。

よく「歳をとると涙もろくなる」と言う話を以前からちらほら聞いたことがあり、「なんやねんそれ。なんで歳とると涙もろくなんだよーーー」って思っていましたが、どうやら本当みたいです。(※当社比)

1 最近泣いた話
2 なんで泣くんだろう？
3 自分の泣きやすいポイント
4 そう思うと、泣くのもいいものだなあと思えてきた
5 最近読んだ物語で「面白くない」と思うのは、まだ自分の受け皿が狭い可能性
6 まとめ

最近泣いた話

「人生フルーツ」という映画を知っている方はいるでしょうか。今のところ出会ったことないのでいたらすごく嬉しいです。

合わせて177歳になるおじいちゃんおばあちゃんが仲睦まじく生活している、風と雑木林と建築家夫婦の物語。自宅で100種類近くの野菜やフルーツを育て、色々自分らで作って一緒に暮らしている90分のドキュメンタリー映画です。

これがもう死ぬほど泣けました。上映中涙が止まらなくてポケットティッシュ3個使って見終わった後も泣きすぎて頭痛くて目が腫れるほど泣きました。

映画評価アプリ「filmarks」で平均評価4.4です。「LEON」より「GREATEST SHOWMAN」より「スターウォーズ」より「ショーシャンクの空に」より「きっと、うまくいく」より「この世界の片隅に」より「LALALAND」よりも評価高いです。何万件とある映画の中で一番評価が高いんじゃないかな？

都内では「ポレポレ東中野」という映画館で4月中旬まで1日1回上映しています。ぜひ見てください。周りおじいちゃんおばあちゃんばかりで20代なんて一人もいないですけど笑

この映画も本当に泣けましたけど、サッカー漫画の「アオアシ」や以前にブログで紹介した小説「コーヒーが冷めないうちに」なんかもとても泣けました。比喩ではなく涙が出ました。

なんで泣くんだろう？

これらの映画や漫画は、以前ならここまで泣かなかった気がします。もちろん悲しんだり感動したりと感情の起伏は起きると思うのですが、その振れ幅が大きくなった気がします。

なぜ以前より涙もろくなってしまったのかを考えていました。それは、より深く「共感」できるようになったからだと思います。

25年生きていると、様々なことが起こります。仲の良い友達との喧嘩、家族の死、恋人にフラれる、仕事がつまらない、などなど。10歳よりも20歳、20歳よりも今と、経験することがどんどん積もっていき多くなります。もちろん30歳、40歳となった方が多いでしょう。

そうすると、自分のなかで共感するための「受け皿」がどんどん広がっていきます。以前は小さくてこぼしてしまったものも、今の年齢ならこぼさず消化できるようになりました。恋人に酷いフラれ方をした人は恋人に酷いフラれ方をする映画を見たら共感し泣きやすいですし、スポーツを頑張った人はスポ根ものの漫画に感動しやすいと思います。